posted at 2010 8 26 02:44 PM | 日記 | comments (0) | trackback (0)


トロフィーモデルのおはなしです。

昨日の日記の続きとなるのですが・・・。
■その昨日の日記で、HP2 EnduroのルーツともいうべきBMWが1970年代のISDTで走らせていたフラットツインオフロード=オフロードボクサーである通称トロフィーモデルのことを少しお話したところ「どんなマシンなんですか」「興味があります」・・・というお問い合わせを何人かの方からいただいたので、きょうはそのトロフィーモデルのおはなしをしようと思います。
■で、昨日の日記で紹介した本のなかにある貴重な写真で、その姿を見ることができます。それが上の写真・・・。
■どうですか、みなさん。こうして改めて見ると、このかつてのBMWのトロフィーモデルが、現代のHP2 Enduroととてもよく似た構成だということがよくわかります。
■と同時に、HP2 Enduroが、BMW自身によるかつてのトロフィーモデルへのオマージュにして、その再来であり、現代に蘇った正統なるゲレンデシュポルトの末裔だといわれるのも頷けなくはないはなしですよね。
■事実BMWが、HP2 Enduroの開発目的のひとつとして、そのことを認めているほどです。
■そして、ご存知の方もいらっしゃると思いますが、このトロフィーモデルが、のちのR80G/S=初代GS誕生の布石ともなっていくわけですが、そのあたりの経緯は、以前この日記でも紹介したBMWが出版した「GS30周年」の記念冊子のなかに、詳しい記述や興味深いエピソードがたくさん記されています。
■もっとも1980年に登場したR80G/S自体は、トロフィーモデルが礎とはなっているものの、トロフィーモデルに比べると、いわゆるデュアルパーパス的な仕上がりとなってはいます。
■けれども、その秘めたる悪路や難所での走破性や耐久性や確実性=リライアビリティトライアル的なキャラクター=ゲレンデシュポルト(GS)的な性格は、正直今でも乗り手を驚かせるに充分なほどで、さらにもっといえば、当時のGSとは見た目もそのキャラクターも大きく異なるものになっている現行の1200GSにも、そうした悪路での強さはしっかり受け継がれてもいて、そこが数あるビッグオフのなかでも、GSが他のモデルと一線を画す唯一にして最大のポイントといってもいいでしょう。
■つまり、それそがGSがGSたる所以でもあり、ぼくがこれまでよく口にしてきた、GSは泥に沈め、砂に埋めてこそなんぼ・・・ということの真意と裏付けが、まさにそこにあるといっても過言ではありません。
■でもって、ましてやそれが、今おはなししたようなトロフィーモデルの遺伝子を直接受け継ぐHP2 Enduroともなれば、その悪路や難所の走破性の高さはいわずもがなであり、ぼくのような、かつてのトロフィーモデルが活躍したふるきよき欧州のクロスカントリーの時代と、そこにあったゲレンデシュポルトとそれが体現する精神性にあこがれている者には、HP2 Enduroはこれ以上のマシンはないといってもいい一台であり、今実際にそれに乗り、オフロードを走ることができる自分がうれしくまた誇らしくもあったりします。
■とともに、日々、HP2 Enduroに乗るたびに、この21世紀の現代において、BMWがHP2 Enduroというマシンに託したもの、託そうとしたものはいったい何なのだろう・・・ということを、ぼくたちはもっと考えてみるべきなのかもしれないなあ・・・と思ったりもするわけなのですが・・・。
■とはいえ、そんな難しいことにあれこれ思いを巡らすことをしなくても、HP2 Enduroは、それにまたがり、オフロードに飛びこんでいくだけで、乗り手をわくわくさせてくれる、最強のプレイバイク&デザートバイクにして、最高のゲレンデシュポルトであることは、間違いありません。
■写真は、上の写真のトロフィーモデルの別テイクと、BMWのGS30周年冊子のなかにあった、ほぼ同じモデルと思われるマシンのアクションシーン。「これぞゲレンデシュポルト!!」ともいうべき素晴らしいワンカット。ぼくもまだまだ、もっともっと・・・。この写真に負けないよう、この秋もHP2 Enduroに、がんがん乗らなきゃですね。
というわけで、みなさん、また明日・・・。



■本日のアルくんアーカイブ
http://www.matsumotomichiharu.com/2008/05/09-152400.php
■today's my belongings(モノに宿る精霊のささやき)アーカイブ
http://www.matsumotomichiharu.com/2008/05/09-152500.php
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本日のコラム&フォトギャラリー
●稲作群青のかわだくんによる群馬の田んぼからの「稲作便り」を更新しました。過日開催されたプチモトアグリツーリスモのおはなしです。
http://www.matsumotomichiharu.com/nature/
●フォトギャラリーを更新しました。過日でかけてきたBOGT春合宿の下見から。
http://www.matsumotomichiharu.com/photo/
●「ミチハル的ライディング生活の手引き」を更新しました。以前フリーペーパーなどに寄稿した「乗らないという選択」についてのコラムを一部加筆修正して再録しました。
http://www.matsumotomichiharu.com/car/
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インフォメーションボード(オンザロードからのおしらせです)
NEW●8月7/8/9/10日の大町中山高原のオンザロードサマーキャンプが無事終了いたしました。参加くださった多くのみなさん、おつかれさまでした&本当にありがとうございました。集まりの詳細は近日中に少しずつリポートしていく予定です。
●7月17日/18日のBOGT26ラン+キャンプが無事終了いたしました。参加者のみなさん、講師のよしともさん、おつかれさまでした。詳しくは下記をご覧ください。
http://www.matsumotomichiharu.com/2010/07/20-235300.php
●5月15/16日の春合宿=SUTR3が無事終了いたしました。参加者のみなさん、おつかれさまでした。また会場となった信州・大町のチャレンジフィールド中山高原さんには、今回もとてもお世話になりました。詳しくは近日中にリポートいたします。
●4月25日のBOGTMが無事終了いたしました。参加者のみなさん、講師のよしともさん、運営クルーのみなさん、サポートくださった関係各位のみなさん、そして地元大町のコースと宿のみなさん、おつかれさまでした&ありがとうございました。詳しくは下記をご覧ください。
http://www.matsumotomichiharu.com/2010/04/28-125700.php
http://www.matsumotomichiharu.com/2010/05/01-225800.php
●2010年BOGT説明会(新年会)」が無事終了いたしました。参加者のみなさん、ゲストのよしともさん&Kさん、ご協賛いただいた関係各位のみなさん、幹事のHさん、そして会場としてお世話になったケーズさん、いろいろとありがとうございました&おつかれさまでした。詳しくは下記をご覧ください。
http://www.matsumotomichiharu.com/2010/01/18-133100.php
●「本日のアルくん」のアーカイブと、「today's my belongings・・・モノに宿る精霊のささやき」のアーカイブを作成いたしました。まだ完全に収録できていませんが、今後時間を見つけて整理を進めます。ぜひご覧ください。
●このブログのコメント、トラックバックについてお問い合わせをいただきました。連日それぞれ一件もないのは、現在非公開とさせていただいているからで、みなさんからのコメントは、毎日楽しく拝見しています。まだまだ書き込み自体は少ないですが・・・。どうぞ、お気軽にブログの感想など、お寄せください。時期を見て、みなさんのコメントなども公開させていただこうかと考えております。
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