posted at 2008 12 10 07:10 PM | 日記 | comments (0) | trackback (0)


過日のBOGTで久々に体験しました。

砂=サンドライディング・・・。
■この日のツーリングの最終ゴール地である鹿島灘の某海岸でのちょっとしたビーチランでのことなのですが。
■こうしたビーチなどで砂のうえを走ったことのあるみなさんならおわかりのように、サンドライディングは独特の快感がある反面、マディや雪道同様、バイクで思い通りに走るのは、なかなか難しいですよね。
■今もおはなしたように、この日は久々ということもあったのでしょうが、今年の夏以降、主にHP2 Enduroで日々実践してきた「ライディング」の取り組みのなかである程度身についてきたことを、ちょうどよい機会なので、サンドの路面でどこまで応用できるかを試そうとしたところ、わだちにフロントタイヤをとられ、マシンを倒してしまう場面がありました。
■そのことで、サンドのような特にフロントタイヤに抵抗がかかり、しかも前後ともにグリップしづらい路面と、いつも「ライディング」で走っているフロントタイヤに抵抗がなく、グリップもいい土の路面とでは、何か根本的に乗り方が違うのかな・・・という疑問がふつふつとわいてきたので、近所の川原のサンドエリアに950SERを持ち込み、時間をかけてじっくりとバイクを走らせ、いろいろと試してみることにしました。
■結論からいうと、乗り方が違うということはなく、この夏、自分なりに開眼したことはそのままサンドでも応用できることはわかったのですが、いくつか異なることがあるのも少しではありますが体験的にわかったのは収穫でした。
■ただし、それがわかったからといってすぐにサンドがすいすい走れるようになるわけはなく、いつものグリップのいい土の路面に比べると難易度は高いことはかわりありません。
■その点、サンドをうまく走れようになるには、普段からしっかり砂の路面を走り込んで、その独特の感覚に慣れておくことも必要なようです。
■でもって、意外な発見は、そのサンドを散々走ったあと、いつもの土の路面に出ると、まるで舗装路のようにイージーに感じられるということで、どうやら難しい路面でライディングすることで、イージーな路面は自然と容易にこなせるようにもなるらしく、その意味でもサンドでのライディングは、砂でのスキルということだけではなく、さらに多様な効果が期待できそうです。
■さっそくこの冬のライディングのメニューに、新しくサンドでの走り込みも加えることにしました。
■マシン=練習機は前にもおはなししていたように、デカいのはHP2 Enduroから950SERにスイッチ。ライディングではこれまでほとんど乗っていなかったライトウエイトの250EXC-Fにも、併行してしっかり乗る予定です。(実はもう乗り始めています。これはこれで楽しいのとともに、以前のように感覚=馴れや経験値だけに頼ってバイクに乗っていたときは、確かにライトウエイトに慣れてしまうと大きいマシンに乗れなかったり、反対に大きいのに慣れてしまうと、ライトウエイトに乗れないという傾向が自分のなかにあったのですが、夏以降身につけようとしてきた、そうした感覚に頼らない乗り方を使えば、マシンの大小に関わらず、それを応用するだけで、共通の意識や操作のもと大きいマシンもライトウエイトも同じように乗れることもわかってきました)
■写真はその950SER用に調達したIRCのエンデューロタイヤと、その交換風景。950SERは今年ライディングにはほとんど使っていなかったものの、ランには1年を通じてがんがん駆り出していたために、春から夏に履かせた前後タイヤは、さすがにすっかりすり減ってしまいました。
■ちょうどよい機会なので、タイヤを新調。新たな気持ちで950SERと冬のライディングに取り組めそうです。
■その950SERですが、すり減ったタイヤでも、スロットルをわずかに開けるだけで、すぐにリヤがふわっと砂から浮きあがってくるのには少々びっくり。まあ、このカテゴリーのマシンとしては、かなり車体が軽いこともあるのでしょうが、さすがサハラで生まれ育ったLC8だけのことはあるなあ・・・なんて改めて思ったりしています。
■もう一台のHP2 Enduroに搭載されるBMWのフラットツインも伝統的に砂には強いエンジンとして知られていますが、そのフラットツインが昔ながらの図太いトルクとパワーに物をいわせ、ディープサンドのなかにあっても、ぐいぐいと砂をかきわけていくような印象だとしたら、LC8 はもっと軽やかなエンジンの回転力そのもので、砂のうえを滑っていくようなフィーリングとでもいえばいいのかな。
■Vツインゆえに、サンドでは低重心のフラットツインほど自在に操るのが難しい950SERですが、それさえ克服できれば、このLC8の軽快なフィーリングを生かして、重厚なフラットツインとはまた違ったテイストをサンドライディングでも味わえそうで、実はそれもちょっと楽しみだったりしています。
■ちなみに近所の川原のサンドエリアというのは、夏場はほとんどが利根川の川底に沈んでいるところで、その川の水位が下がり、雨が少なくなって川床が乾燥する、この冬場の時期だけ現れる、いわば「幻」のような場所で、そんなところでこの季節にLC8でサンドに興じるというのは、ぼくにとってはなんとも感慨深いことであり、それというのも、このLC8の育ての親で、2005年のダカールに散った今は亡きサハラの英雄ファブリツィオ・メオーニのことを思い出さずにはいられないからです。
■そういえば、以前この日記でそのメオーニのことを機会があればお話したいというようなことをいっていて、そのままになっていたことを思い出しました。ちょうどいいタイミングなので、次号フリーペーパーの特集で、このメオーニのことを取り上げたいと思います。
ということで、みなさん、また明日・・・。(きょうは昨日の冷たい雨から一転、朝から抜けるような青空でしたね。950SERの洗車をしたあと、写真にもあるように前後タイヤを速攻で交換。夕方前には、新しいタイヤでさっそくサンドに出かけました)


■本日のアルくんアーカイブ
http://www.matsumotomichiharu.com/2008/05/09-152400.php
■today's my belongings(モノに宿る精霊のささやき)アーカイブ
http://www.matsumotomichiharu.com/2008/05/09-152500.php
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
本日のコラム&フォトギャラリー
●稲作群青のかわだくんによる群馬の田んぼからの「稲作便り」を更新しました。今回は「冬支度」のおはなしです。
http://www.matsumotomichiharu.com/nature/
●フォトギャラリーを更新しました。過日のウィッピングポストのステージから。
http://www.matsumotomichiharu.com/photo/
●「ミチハル的ライディング生活の手引き」を更新しました。以前フリーペーパーなどに寄稿した「乗らないという選択」についてのコラムを一部加筆修正して再録しました。
http://www.matsumotomichiharu.com/car/
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
インフォメーションボード(オンザロードからのおしらせです)
●11/30に開催されたBOADV読者ミーティングが無事終了しました。参加者のみなさん、おつかれさまでした。また機会があればご一緒いたしましょう。
http://www.matsumotomichiharu.com/2008/12/05-110000.php
●11/2 KTM埼玉南、11/3南海部品南東京店、11/8ヤナセオート(群馬・高崎)でのBOADVのフェアが無事終了しました。会場をお借りした各ショップさん、お世話になりました。
http://www.matsumotomichiharu.com/2008/11/09-011300.php
●10月31日発売のBOADVvol.3 2008年夏/秋号について、お近くの取り扱い店などの詳細をご希望の方は、オンザロードまでメールにてお問い合わせください。
●また確実に入手することをご希望される方のために、版元では現在通販を受け付けています。ご発送先となる郵便番号住所氏名お電話番号を明記のうえ、1部400円+送料200円=600円をそえて三文堂企画(〒187-0031 東京都小平市小川東町5-20-31-107)まで現金書留にてお申し込みください。みなさまのお手元までBOADVをお届けいたします。なお売り切れの際はご容赦くださるようお願いいたします。(売り切れのときはご返金いたします)。
●「本日のアルくん」のアーカイブと、「today's my belongings・・・モノに宿る精霊のささやき」のアーカイブを作成いたしました。まだ完全に収録できていませんが、今後時間を見つけて整理を進めます。ぜひご覧ください。
●このブログのコメント、トラックバックについてお問い合わせをいただきました。連日それぞれ一件もないのは、現在非公開とさせていただいているからで、みなさんからのコメントは、毎日楽しく拝見しています。まだまだ書き込み自体は少ないですが・・・。どうぞ、お気軽にブログの感想など、お寄せください。時期を見て、みなさんのコメントなども公開させていただこうかと考えております。
●過日の日記でお伝えした「ARJのTシャツ」をオンザロードでも取り扱うことになりました。詳細は近日中に、このコーナーでお伝えしたく考えています。
http://www.matsumotomichiharu.com/2007/09/07-001200.php
トラックバックURL : http://www.matsumotomichiharu.com/mt/mt-tb.cgi/590

コメントを投稿する