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Jul 3

チョイ乗り・・・その8。

いつものチョイ乗りです。


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マシンはKTMの250EXC-F・・・。
  
■このところ、連日地元のフィールドでバイクに乗るというときは、意識してHP2 Enduroを駆り出していたのですが、昨日は久々に250EXC-Fをガレージから引っぱり出してみました。
■というのも、去る3月にいつものエンデューロ仲間であるトレールランナーズのS藤ともに参戦したウエストポイントの6時間エンデューロ・・・その第2戦が、この週末の日曜日に予定されていて、今回もまたそのS藤とペアで、フリーペーパーARJの取材をかねて参戦することが急きょ決定。
■マシンは当初、HP2 Enduroを考えていたのですが、過日の日記でお伝えしていたフレームとエンジンを締結しているボルト一カ所が走行中に完全に脱落紛失してしまうというトラブルにまだ対処できていない状態ゆえ、こんなコンディションでウエストポントの大小のジャンプとギャップが連続するコースに持ち込み、レーシングスピードで走らせるのは、どう考えてもマシンにはよくないだろうということで参戦を見送り、前回も走らせ、とても好印象だった250EXC-Fを、再度持ち込むことにしたわけです。
■しばらく乗っていなかったので、エンジンの調子や車体の様子を確かめるために試運転をかねて、いつものチョイ乗りルートを軽く走ってきました。
■さすがにバッテリーはあがり気味で、最初セルスターターを使っての始動は出来なかったものの、キックスターターでいとも簡単にエンジンオン。
■冬場の時期に比べると気温も湿度も高く、キャブセットが濃過ぎるのではないかと心配したのですが、ぼこついたりもたついたりする気配もなくすこぶる快調で、以前にいつもお世話になっているKTM埼玉の古宅さんに、250EXC-Fは2ストロークと違って、基本的に通年を通してキャブセットは標準のジェッティングのままで大丈夫ですよ・・・とのアドバイスいただいたことがありましたが、まさにその言葉を証明するかのような走りっぷりでした。
■サスペンションのフィーリングも相変わらず素晴らしいのひとことで、ツーリングペースではやや動きが悪く、キックバックが気になるフロントサスペンションも、そこからさらにスロットルを開けていくにつれ俄然しなやかな感触となり、ハイスピードでギャップを通過するときの前後のサスペンションの動きはまさに絶品というか垂涎というか。これぞホワイトパワーともいうべき見事なまでの走破性は、やはりKTMのマシンの大きな特徴といってよいのでしょう。
■また、そのときのKTMのエンデューロバイクのなかでは唯一のツインカムヘッドを持つRC4エンジンのなんともスムーズで伸びやかなエンジンフィールもたまらないもので、走れば走るほどに心躍るその乗り味に、改めて感動感銘=ほれぼれしてしまいました。
■そしてこのところは、こうして自走にて地元のフィールドを走る機会が多くなればなるほどに、エンデューロバイクがストリートリーガルであることの大切さをこれまで以上に痛感したりもしているのですが。
■それも、たとえばレーサーに保安部品がつくつかないといったようなレベルのおはなしではまったくなく、道具としてのエンデューロバイクというものを考えたときに、この21世紀の現代ににおいて、果たしてエンデューロバイクは、そもそもどうあるべきなのか・・・というようなことにもなると思うのですが。
■その点でいえば、さすがのKTM250EXC-Fも、確かに走りのパフォーマンスはすばらしいものの、オレンジ全開の派手なルックスや、抑えられているとはいえまだまだいさましいエキゾーストノイズなどなど、正直これで近所の田んぼのあぜ道を走るには、いささか勇気がいります。
■その点、もう一方のHP2 Enduroはいいですね。もちろん、同じエンデューロとはいってもKTMほどは走らないですが、外観が地味でトラクターの横に並んでもあまり違和感がありません。もっともBMWのマークだけは田舎のひとにとっては余計なものでもあるようで、今度外してしまおうかな・・・なんて思ったりしているほどです・・・笑。
■もちろん、それ以前に、写真にあるようなこんな場所でこんなふうにゼッケンナンバーをつけていては、だめですよね。フィールドではできれば派手なモトクロスウエアもさけたほうがよく、地元では意識して地味な格好で走るようにしています。
■でもって今度出てくるBMWのニューマシンG450Xは、今いった道具としてのエンデューロバイクという点において、次世代のそれになりうる可能性を秘めているマシンかもしれないなあ・・・というところで、個人的には今秋の登場を密かに楽しみにしていたりもします。
■実は昨年登場したヤマハのWR250Rにも、そうした道具としての次世代のエンデューロバイクになりうる資質や可能性が多分にあったと思いますが、メーカーもメディアもショップも、みんなでよってたかって、そのあたりの可能性をだめにしてしまったようなところがあるのは、ある意味残念だったというか、それはまた作り手であるヤマハにとっても、乗り手であるぼくたち日本のオフロードライダーにとっても、なんとも不幸なことだったのかもしれません。
■写真はその250EXC-Fのエンジン。同EXC-Fとしては初期型にあたる2007年モデル。のちの2008年モデルやほどなくリリースされる2009年モデルのそれと比べると「下がない」というのがおおかたの見方でもあるようですが、そのぶんツインカムならではの中速からピークへかけての胸のすくような伸びは、この2007年モデルのエンジンのほうが勝ってもいるとのことです。
■それはさておき、いつも乗るたびに感じる、このさわやかで溌剌とした乗車感。たった250ccの排気量で、これだけの走りの世界を演出し作り出せるのが、KTMというメーカーのすごいところであり、それというのも、KTM自身が何より誰よりも、よくできたエンデューロバイクでオフロードを走るときのよろこびというものがどんなものであり、それこそがなにものにもかえがたい最高のものだということを、よく知っているからなんだと思わざるを得ないですよね。
■なんていうと、またまたマツモトはKTMの宣伝をしているのか・・・と思われる方もいらっしゃるかしれませんが、そんな方こそ、このKTMが1953年の創業以来、半世紀以上にもわたり、伝統的にそのお家芸ともしてきたメイドインオーストリーのエンデューロバイクに一度乗られてみることをおすすめします。きっとこんな世界があったのか・・・と新鮮な驚きを隠せないのとともに、これが今やわずか100万円で自分のものにできることに、きっとショックを禁じ得ないでしょう。
■そしてもうひとつ付け加えるなら、いちオフロードライダーとして、その驚きやよろこびを知っているか知らないかということの差は、実は思っている以上に大きかったりもする・・・というようなこともあるといえばあるかもしれません。もちろん、だからといって、それを手に入れるかどうかは個々の乗り手が決めればよいことで、ぼくがどうこういうことではないのですが・・・。
  
というわけで、みなさん、また明日・・・。(ぼくの棲処のある群馬のフィールドは、きょうも朝から梅雨の晴れ間です。午後はいつもより早い時間からバイクを駆り出して、この夏からはじめたデイツアーのための新規ルートを開拓してこようかと思っています。そのデイツアー・・・思いのほか興味を持ってくださったみなさんが少なからずいらっしゃったようで、毎日お問い合わせをいただいています。なんともありがたくまたうれしいことです)

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走るほどに心躍るその味わい深い魅力は、やはりKTMエンデューロバイクの伝統のなせる技なんだと思います。でもって、ストリートリーガルをうたうなら、これからはできればもっと地味な外観にしてもらえればなあ。それにしてもこのエンジンのなんともモダンなルックスはどうですか。かつてのKTMを知るものには、いささか隔世の感があるのとともに、ルックスそのままの走りの違いを今自分のものとして味わえるのは、乗り手としてもまた最高によろこぶべきことなのかもしれません
  
■本日のアルくんアーカイブ
http://www.matsumotomichiharu.com/2008/05/09-152400.php
■today's my belongings(モノに宿る精霊のささやき)アーカイブ
http://www.matsumotomichiharu.com/2008/05/09-152500.php  
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本日のコラム&フォトギャラリー
●稲作群青のかわだくんによる群馬の田んぼからの「稲作便り」を更新しました。今週は「半夏生」のおはなしです。
http://www.matsumotomichiharu.com/nature/
●フォトギャラリーを更新しました。川田くんから届いた大蔵村での種まき&苗床づくりの様子と、春の大蔵村・・・。厳しい冬が終わってようやく訪れた北国の「春」というものの何か峻烈な気配を、写真からも感じることができます。
http://www.matsumotomichiharu.com/photo/
●「ミチハル的ライディング生活の手引き」を更新しました。以前フリーペーパーなどに寄稿した「乗らないという選択」についてのコラムを一部加筆修正して再録しました。
http://www.matsumotomichiharu.com/car/
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インフォメーションボード(オンザロードからのおしらせです)
●BOADVの読者ミーティングが無事終了しました。参加者のみなさん、おつかれさまでした。また、いろいろとお世話になったモトビルド神原さん、ありがとうございました。
http://www.matsumotomichiharu.com/2008/06/23-143200.php
●6月7日の南海部品南東京店でのBOADVのフェアが無事終了いたしました。おこしいただいたみなさん、また店頭のスペースを快くご提供くださった南海部品南東京店さん、ありがとうございました。
●BOGTの6月開催が無事終了いたしました。参加者のみなさん、講師のよしともさんお疲れさまでした。次回は8月を予定しています。
http://www.matsumotomichiharu.com/2008/06/02-143400.php
●BOADV2008年春号の出版を記念したフェアが無事終了いたしました。雨のなか遠方よりおこしいただいたみなさん、そしてフェア会場として店頭のスペースをこころよくお貸しくださった高崎のヤナセオートさん、本当にありがとうございました。
http://www.matsumotomichiharu.com/2008/06/01-005100.php
●「本日のアルくん」のアーカイブと、「today's my belongings・・・モノに宿る精霊のささやき」のアーカイブを作成いたしました。まだ完全に収録できていませんが、今後時間を見つけて整理を進めます。ぜひご覧ください。
●5月22日発売のBOADV2008年春号について、お近くの取り扱い店などの詳細をご希望の方は、オンザロードまでメールにてお問い合わせください。
●また確実に入手することをご希望される方のために、版元では現在通販を受け付けています。ご発送先となる郵便番号住所氏名お電話番号を明記のうえ、1部500円+送料200円=700円をそえて三文堂企画(〒187-0031 東京都小平市小川東町5-20-31-107)まで現金書留にてお申し込みください。みなさまのお手元までBOADVをお届けいたします。なお売り切れの際はご容赦くださるようお願いいたします。(売り切れのときはご返金いたします)。
●「バカミー春の集い」が無事終了いたしました。お集りいただいたみなさん、お疲れさまでした。次回は夏の集いということで、7月ごろにまた集まりを持てればと思っています。
http://www.matsumotomichiharu.com/2008/03/24-151500.php
●「稲作群青」のかわだくんが提唱している「MAGT」の取り組みのひとつとしてオンザロードでも参加を呼びかけてきた、大蔵村の「ワーキングホリデー」の10月開催が無事終了しました。かわだくん、そして参加者のみなさん、おつかれさまでした。今回は森林伐採を体験してきました。その模様は以下にてご覧ください。
http://www.matsumotomichiharu.com/2007/10/28-111900.php
●あわせて9月の「ワーキングホリデー」の模様もご覧ください。また「MAGT」についてのリポートも下記でご覧になれます。
http://www.matsumotomichiharu.com/2007/10/02-203100.php 
http://www.matsumotomichiharu.com/2007/08/19-121400.php
●このブログのコメント、トラックバックについてお問い合わせをいただきました。連日それぞれ一件もないのは、現在非公開とさせていただいているからで、みなさんからのコメントは、毎日楽しく拝見しています。まだまだ書き込み自体は少ないですが・・・。どうぞ、お気軽にブログの感想など、お寄せください。時期を見て、みなさんのコメントなども公開させていただこうかと考えております。
●過日の日記でお伝えした「ARJのTシャツ」をオンザロードでも取り扱うことになりました。詳細は近日中に、このコーナーでお伝えしたく考えています。
http://www.matsumotomichiharu.com/2007/09/07-001200.php

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