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Jul11

ヘビーデューテイ・ヘビーユース vol.4

実用主義ピックアップトラック派として
  

ベッドと呼ばれる荷台が広く、バイクの積み降ろしも楽で、しかも汚れも気にならないなどメリットも少なくない反面、雨が降ると荷物は濡れるし、乗車人員もふたりまで・・・などなど、トランスポーターとして見れば決してかしこい選択とはいえないピックアップトラック。
  

だが、それでもぼくが長く乗り続けているのは、他のワンボックスやあるいは同じトラックでも軽トラックにはない一台の乗り物として見たときの、その自由でオープンな持ち味(キャラクター)が好きなのと同時に、存在そのものの意味性というところでも、ピックアップトラックには何より乗り物としてのちゃんとした意味があるところ(つまり歴史や文化があるということ)が、ぼくがこいつにひかれる最大の理由だろうか。
  

あとは道具としても、ぼくの気ままでおおらかな性格にあっているということもあるんだろう。特にぼくのハイラックスは、いわゆるピックアップとしては小型で、よくあるキングサイズのそれと比べるとある意味らしくないかもしれないが、そのぶん日本の狭いフィールドとのマッチングはばっちり。
  

故障しらずで、少々のキズやヘコミもものともせず、へんに気取らず本気で使い倒せる質実剛健なところはハイラックスならではの美点であり伝統だろう。GSや950ADVといったビッグオフを余裕で2台積みできるのもうれしいしね。
  

ちなみにクルマもバイクも俗にいう改造はほとんどせず、ストックベースでとにかくがんがん使うというのが、ぼくの流儀。そしてなぜかぼくの仲間には、そんな実用第一のピックアップ派が少なくない。
  

  
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これがぼくのハイラックス。シングルキャブのロングベッドで、エンジンは3リッターディーゼル。実はこの前にも同じハイラックスのシングルキャブに乗っていた。ビジネスユースなので1年車検というのは少々面倒なのだが、反対に税金などの維持経費は一般の乗用車に比べるとかなり安いような気がする。新車で手にいれてから丸6年ですでに12万kmを走行。オイル交換も洗車も滅多にせず、文字通り使い倒すという表現がぴったりな使い方をしている割には、その間故障らしい故障は一度もなく、ディーラーのお世話になったのは一度あったリコールのときだけという、そのタフなことには、本当にほれぼれしてしまうけれど、もとはといえば国内ユースよりも、海外のもっとハードな状況で重宝されてきたエンジンであり、クルマだということを考えれば、それもうなずけるというもの。でもって、このピックアッブに、ファンライド用のエンデューロマシン(モトクロッサー)と、ラン=ツールのためのゲレンデシュポルト(デザートマシン)がいつもかたわらにあるというのが、もう長いこと変わらないぼくのスタイル。実は最近それにジムニーという、これまたタフな一台が加わったのだが、それについてはまたいずれ
  

■バックオフ2007年6月号に寄稿したものを再録しました。

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