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Jul 7

ヘビーデューティ・ヘビーユース vol.2

こんなブーツが欲しかった
  

オフロードランに欠かせないものといえば、ヘルメットやウエアなどいろいろあるといえばあるが、なかでも忘れてはならないのがオフロードブーツだろう。軽い林道ツーリング程度なら、ハイカットのスニーカーやツーリングシューズなどでもよいのだろうが、ダートで転倒したときのことを考えるとそれらのシューズではやはり不安だし、ツーリングとはいえ、走ることを楽しむ=ランを主体に考えるとブーツはあったほうがいい。また週末のファンライドや草レースなどをやるときには、スニーカーやツーリングシューズでは完全に役不足で、きちんとしたブーツを履いていないと、コースに出ることはできない…などなど考えると、サンデーライダーなら一足は持っていたいのが、このオフロードブーツだということにもなるんだろう。


さて、そのオフロードブーツを履きはじめて、かれこれもう20年以上が経つが、先輩からすすめられイタリアのガエルネ社のブーツをはじめて履いたときのフィット感とブーツそのものの質感の高さは、それまではいていた国産のながぐつもどきの"半長靴"(当時はブーツといえば、国産のものにはまだそんなものしかなかったような時代だったとは雲泥の差で、以来ぼくはずっとガエルネの信奉者。ガエルネに限らず、ぼくのようにブーツには同じブランドものものを長く愛用しているひとも多いと思うが、それはブーツがそれだけ長く履き続けるものであるうえに、他のアイテムに比べ、サイズひとつとっても個々の足にフィットするものを見つけるのが結構むずかしかったりするという微妙な要素があるアイテムからでもあるんだろう。
  

最近のぼくの愛用はそのガエルネのED-Proで、軽くて履きやすく、オフロードツーリングから草レースまで、今でもがんがん使っているのだが、コースを走ることも多い最近のぼくとしては、ときにED-Proではジャンプの着地などで、正直もう少しブーツにしっかり感がほしいなあとも感じていたのだが、もともと足=ふくらはぎがとっても太いぼくには、既存のモトクロスブーツはほとんどはいらない(ED-Proには、その点でもアジャスト機構のおかげでおおいに助けられていた)し、ED-Proに比べると既存のモトクロスブーツは、スペック的にハード過ぎて、はっきりいってぼくが履くにはオーバークォリティ。そんなときのこと、ガエルネからサイファーというモトクロスブーツを日本人向けに仕立てた「J」というモデルが今回発売されるというニュースが伝わってきた。
  

クオリテイ的にもサンデーライダーのぼくにはちょうどいいスペックで、しかもJになってふくらはぎが拡張されるなどしていることから、これならぼくにも履けそうだ…というわけで、そのサイファーJを調達、今シーズン使ってみることにしたのだ。
  
  
  
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これが今シーズンからぼくが履くガエルネの新製品サイファーJ。これまでのサイファーをベースに、さらなる高い快適性とフィット感を求めて、日本独自に開発された。イタリアのガエルネと日本の輸入元であるジャペックスの両社において、長年に渡り蓄積されてきた豊富なデータをもとに、日本人専用の木型を使用。日本人の足に合わせ、スタイリシュにリデザインされた完全日本仕様のモトクロスブーツだ。いわゆる既存のモトクロスブーツに比べると、充分な剛性や高いプロテクション性能をを確保しながら、軽量で操作性に優れることから、長時間のライディングでも疲れにくく、エンデューロやラリーなどにも適したブーツ。これまで愛用していたED-Proは、軽くフィット性も高く、それでいて必要十分なプロテクション性もあり、オフロードツーリングなどには最適なのだが、コースでのファンライドや週末の草レースなどで、ジャンプを跳んだときなど、ブーツ自体にもう少ししっかり感があればなあ…と思いながらも、既存のモトクロスブーツが必要なほどでもないという、ぼくのようなサンデーライダーには、まさに待ち望んでいたブーツ。ED-Proには「CORSA」というビムラムソールで足首のプロテクション性を高めた競技対応モデルもあるが、最近は押したり引いたりはまったりという山系のエンデューロにはほとんど出ることがないぼくとしては、コースでの飛んだり跳ねたりを考えると、むしろモトクロスソールのサイファーのほうがありがたい。それにJになって、ふくらはぎの周囲が20mm拡大され、足の太いぼくでもなんとかはいりそうなのもチョイスした理由だ。今回は締め切りの関係で、ブーツの紹介だけになってしまったが、実際に履いたフィーリングやブーツのディテールなど、このサイファーJのことを、このサイトでも続けてお伝えしていく予定なので、みなさんお楽しみに
http://www.japex.net/

  
■バックオフ2007年6月号に寄稿したものを再録しました。

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